紙とハンコ(3)
日本は「紙とハンコ」文化と揶揄される事もあります。
しかし紙もハンコもそれぞれ日々昇華され続けており、ユニークな技術や製品が今もなお生まれ続けております。
30年ほど前の話ですが、高校の卒業記念品で印鑑を頂きまして、今も愛用しています。成人年齢が18歳になった事もあり、卒業や成人の記念品には生涯使える印鑑が良いかもしれません。
そこで個人的におすすめしたいのが「チタン印鑑」です。
チタン印鑑
「手に持つ重厚感のある印鑑の重みが、今から捺す契約書に気合のこもった鮮明な捺印を残します。捺したあとの満足度は他の印材では比べものにならないでしょう。」
「ノンアレルギー素材として人工骨、人工歯根、心臓ペースメーカー等の医療器具に用いられております。印材自体の耐久性だけでなく、体に優しい印材でもあります。」
ちょっと理論が飛躍しすぎですが、なかなか心が躍る製品紹介です。
軽量で高靱性なチタンは、たしかに印鑑向きな金属かもしれません。
あとびっくりしたのが、宝石製の印鑑です。
宝石印鑑
脆性材料の宝石に更に加工する時点で、耐久性や靭性に疑問符が付きますが、
記念品と割り切るならば良いかもしれません。